生コン協同組合について

　コンクリートは建設業界の主要且つ基本的な資材として、社会基盤の構築に欠かすことができません。また建設プロジェクトを支える製造、供給、施工の各段階で多くの関連産業と連携しており、地域経済に対しても大きな貢献をしています。
コンクリートの特性として耐久性に優れ、耐火性が高いため、全国的に頻発している自然災害や火災等に対する防御能力があり、インフラや建築物の安全性を高めるためにも重要な役割を果たしています。
昨今、不安定な社会情勢を背景に原材料価格の高騰、高止まりが顕著であり、先行きが不透明な状況にあります。資材価格の上昇に対する適切な価格管理は、関係業者の健全な経営環境の確立や持続的な事業継続に繋がるものであり、以て生コンクリートの安定供給と品質確保の向上にも資するものであると考えます。
　こうしたことから、一連の生コンクリートの供給に係る共同事業の実施と共に、建設業界との一層の連携強化により、地域の社会資本整備の促進を図るため、安来地区を中心とした事業協同組合の設立に至りました。